縮毛矯正は日本の美容業界で長い間、多くの方に愛用されてきた施術です。クセ毛の悩みを解消し、ツヤのあるストレートヘアを実現するための代表的な技術として、さまざまなスタイルのベースとなってきました。
しかし、従来の縮毛矯正はダメージが気になるという声も多く、髪の健康を考えるお客様には不安を抱かせてしまうことも少なくありません。そんな中、近年注目を集めているのが「酸性ストレート」と呼ばれる施術方法です。
今回は、神戸三宮の美容院Re Beaut(リビュート)の視点から、酸性ストレートと従来の縮毛矯正の違いを詳しく解説し、なぜ酸性ストレートがダメージレスに近づけるのか、その理由を掘り下げていきます。
縮毛矯正の特徴と課題
まず、一般的な縮毛矯正の基本的な仕組みについて触れておきます。縮毛矯正は強アルカリ性の薬剤と熱を使い、髪の内部構造であるシスチン結合を一時的に切断。髪を真っ直ぐ伸ばし、形状を変えた後、再結合させることでストレートヘアを維持させます。
メリットとしては、強力なクセ毛の矯正が可能で、持続効果も高い点が挙げられます。一方でデメリットは、薬剤の強さと熱処理による髪へのダメージです。強いアルカリ性の薬剤は髪のキューティクルを剥がしやすく、タンパク質の損傷、乾燥や枝毛、切れ毛を引き起こす可能性があります。
また、薬剤の塗布量や時間管理を誤ると、髪が過度にダメージを受けるリスクが増えます。結果として、仕上がりの手触りやツヤが低下し、長期的には髪質の悪化につながることも否定できません。
酸性ストレートの仕組みと特徴

それに対して近年注目されている酸性ストレートは、弱酸性から中性に近いpHで施術を行う縮毛矯正の一種です。特徴的なのは髪のキューティクルを守りながら施術できる点であり、髪に対する負担を極力抑えてストレート効果を出します。
酸性領域での施術は髪表面にダメージを与えにくく、縮毛矯正特有のギシギシ感を軽減。薬剤の成分や熱の使い方も工夫されており、髪の潤いを残しつつ形状変化を促せます。
さらにRe Beautでは生コラーゲンイオン導入を併用した施術を採用しており、髪の内部補修と頭皮ケアを同時に行うことで、より健康的な髪質を目指すことができます。
酸性ストレートのダメージレス理由
酸性ストレートがなぜ従来の縮毛矯正よりもダメージレスとされるのか、主なポイントを見ていきましょう。
1. 薬剤のpHコントロールで髪の負担を軽減
従来の縮毛矯正はpHが高いアルカリ性で薬剤を塗布するため、キューティクルが大きく開きやすく髪内部のタンパク質が流出しやすいリスクがあります。酸性ストレートは低めのpH設定で行うため、必要最小限のキューティクル開口に抑えられ、内部栄養の流出や髪の乾燥を防ぎます。
これにより施術後の手触りが良く、パサつきや広がりを抑えることが可能です。
2. 熱の使い方と施術時間の工夫
酸性ストレートは施術時間や熱の加え方も調整されており、過剰な熱ダメージを抑制します。髪のタンパク変性を最低限に留めることで、仕上がりの柔らかさと自然なストレート感が生まれます。
Re Beautでは施術中にプレミアムイオンヘアエステや頭皮クレンジングエステを組み合わせ、髪と頭皮を健やかに保つことにも注力しています。
3. 生コラーゲンイオン導入による内部補修
酸性ストレート施術時に髪の内部に生コラーゲンイオンを導入することで、タンパク質の流出によるダメージを補いながらケア。これにより施術後の髪のしなやかさとツヤ感がアップし、回復力の高い髪を実現しています。
この内部補修のアプローチは従来の縮毛矯正にはない大きなメリットです。
酸性ストレートと従来矯正の比較
ここまでの内容を踏まえ、両者の特徴を具体的に比較してみます。
施術時のダメージ
酸性ストレートは薬剤のpH調整と内部補修によりダメージを最小化。一方、従来の縮毛矯正は薬剤の強アルカリ性と熱による負担が大きい傾向。
仕上がりの質感
酸性ストレートはナチュラルで柔らかく、しっとりしたストレートに。従来型はツンとした硬さやガチガチ感が出るケースがある。
髪の持ちと再現性
両者ともにストレート効果は高いが、酸性ストレートは髪の健康を保つため、施術後も髪質改善が期待でき長く美しい状態が続きやすい。
Re Beautの施術ポイント

神戸・三宮の美容院Re Beautでは、酸性ストレートにおいて慎重なカウンセリングと丁寧な施術を大切にしています。すべてのお客様に安心して受けていただけるように、以下の点を重視しています。
余裕を持ったカウンセリング時間
初回は特にお客様の髪質や生活習慣、これまでの施術履歴を詳しくお伺いし、一緒に最適な施術プランを決定します。髪のダメージレベルや健康面を総合的に考慮し、無理のない施術を心がけています。
頭皮と髪のトータルケア
施術にはプレミアムイオンヘアエステ、頭皮クレンジングエステが含まれており、健康な髪を育む土台づくりにも力を入れています。頭皮ケアは脱毛症や頭皮トラブルでお悩みの方にもおすすめです。
薬剤・技術へのこだわり
酸性ストレートの薬剤や塗布技術は常に最新の情報を取り入れ、ダメージを最小化するための研究を続けています。また、ブリーチやダブルカラーは行わず、髪の負担を減らすシンプルな施術設計となっているのもポイントです。
酸性ストレートの注意点とケア法
ダメージレスとは言え、ストレートパーマ施術である以上、髪への負担ゼロは難しいのも事実です。施術後のヘアケアが美しい髪を持続させるために重要となります。
定期的なトリートメントの使用
Re Beautのトリートメントメニューを活用し、内部補修と保湿を意識的に行うと良いでしょう。お家でのケアも必要ですので、保湿力の高いシャンプー・トリートメントの継続的な使用をおすすめします。
過度な熱スタイリングの回避
施術後は特に髪が敏感な状態になっています。ヘアアイロンやドライヤーの熱は最低限に抑え、髪の負担を軽減しましょう。
定期的なサロンでのメンテナンス
髪の状態は日々変化します。定期的に髪質チェックと必要なケアを受けることが大切です。Re Beautでは一人ひとりに合わせたヘアケア提案を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
酸性ストレートは従来の縮毛矯正と比べて、薬剤のpHが低く設定されていること、生コラーゲン導入をはじめとした内部補修施術と組み合わせることにより、髪へのダメージを抑えつつ自然で柔らかい質感を実現できます。
神戸・三宮のRe Beautでは、この酸性ストレートを軸に、髪と頭皮の健康を第一に考えたトータルケアを提供しています。縮毛矯正で髪を傷めたくないけれど、しっかりストレートにしたい方にぜひおすすめしたいメニューです。
髪質やこれまでの施術履歴によっても適した施術法は異なりますので、まずはカウンセリングでお悩みやご希望をお聞かせください。Re Beautスタッフが丁寧にサポートいたします。