30代からの肌質変化に対応!季節別スキンケアの正しい選び方

30代になると肌のターンオーバーが徐々に遅れ、乾燥やくすみ、毛穴の開きなどさまざまな悩みが現れやすくなります。同じスキンケアを続けても効果を実感しにくくなるため、季節ごとの肌状態や気候の特徴に合わせてアイテムや使い方を見直すことが大切です。本記事では春夏秋冬それぞれのポイントを押さえ、30代からの肌質変化をスムーズにケアする方法をご紹介します。

目次

春のスキンケア

陽射しが強くなり始め、花粉や乾燥による肌荒れが気になる季節です。まだ紫外線対策が足りないと感じることもあるため、ベースケアと合わせて外的刺激から肌を守りましょう。

1.花粉・ほこり対策

外出時には花粉粒子や大気中のほこりが肌に付着しやすいので、ノンコメドジェニック(※)の化粧下地やミストを活用し、帰宅後は優しくオフします。オイルクレンジングの強い摩擦は避け、クリームやミルクでしっかりなじませましょう。

※ニキビの原因となる物質を含みにくい設計です。

低刺激の洗顔料を使い、洗顔後はすぐに保湿ケアへ移行しましょう。

2.バリア機能を整える高保湿

春は意外と乾燥しやすい季節。セラミドやヒアルロン酸、植物エキスなどを含む美容液やクリームで角層の水分保持力を高め、外部刺激に負けない肌を育みます。

朝は軽いテクスチャー、夜はクリームやオイルでしっかりフタをする二段階保湿がおすすめです。

マスクの下で蒸れやすい部分は、こまめにミストで潤いアップを。

3.週1回の角質ケア

代謝が落ちると古い角質が蓄積し、くすみやざらつきの原因に。ピーリングやスクラブ、酵素マスクなどを週に1回ほど取り入れ、次に使うアイテムの浸透を高めます。

強くこすらず、肌に合わせて優しい方法を選んでください。

ケア後は保湿成分を重ねて、ツヤと透明感を引き出しましょう。

夏のスキンケア

女性が鏡の前でスキンケアをしているシーン。彼女はタオルを頭に巻き、微笑みながら顔に手を当てています。背景には部屋のインテリアが見えます。

紫外線量がピークを迎え、汗や皮脂分泌が増加する季節です。ベタつき対策と同時に、日焼けダメージを最小限に抑えることが美肌キープの鍵となります。

1.徹底した紫外線対策

SPF・PA値の高い日焼け止めはもちろん、日中の塗り直しや帽子・日傘を活用して肌への負荷を軽減しましょう。下地やファンデーションにもUVカット効果のあるものを選ぶと安心です。

海やレジャー時はウォータープルーフタイプをプラスし、こまめに汗や汚れをオフしましょう。

夜は美白・抗酸化成分を含むナイトクリームで紫外線ケアをサポート。

2.皮脂コントロールケア

過剰な皮脂分泌はテカリや毛穴の広がりを招きます。酵素洗顔で古い皮脂をやさしく除去したり、収れん化粧水でキュッと引き締めましょう。

マットタイプの下地や、クレイを用いたパックを週1回取り入れても効果的です。

同時に肌が乾燥しないよう、軽めのジェルやローションで水分補給を欠かさず。

3.軽やかな保湿とクールケア

暑さでクリームが重く感じるときは、水分と油分のバランスが整ったジェル状美容液がおすすめです。冷蔵庫で冷やして使用すると、火照りやむくみを抑えるクールケアにもなります。

美白成分やビタミンC誘導体配合のアイテムで、透明感アップを目指しましょう。

週末は保冷剤入りのフェイスパックでひんやり集中ケアも◎。

秋のスキンケア

夏の紫外線や冷房ダメージで肌が疲れを感じやすい時期です。表皮も乾燥しやすくなっているので、夏のケアからシフトして内側からしっかり回復させましょう。

1.夏ダメージのリセット

抗酸化力のあるビタミンCやE、植物エキスを含む美容液でダメージをケア。肌荒れや赤みを抑え、ハリ・弾力をサポートします。

マイクロニードルや導入ローラーを使う場合は、肌の状態を見ながら行い、浸透を高めて。

週に一度の炭酸パックで血行を促進し、くすみをオフするのもおすすめです。

2.高保湿クリームへの切り替え

朝晩ともに、油分の豊富なクリームに切り替えてバリア機能を強化します。セラミドやシアバター、スクワランといったエモリエント成分がカギ。

乾燥が気になる部位には、ハンドクリームやボディクリームを使う感覚で重ね付けしましょう。

ヘアサロンでの頭皮エステ後は、保湿ローションで首元までしっかりケアを。

3.インナーケアの強化

外側のケアだけでなく、食事やサプリメントでビタミンやミネラルを補い、肌の内側から健康的なターンオーバーをサポートしましょう。

善玉菌を増やす発酵食品や、魚・ナッツに含まれるオメガ3系脂肪酸もおすすめです。

睡眠時間を確保し、ストレスケアを意識することで肌荒れを未然に防ぎます。

冬のスキンケア

顔の一部を手で触れている女性の側顔。肌が滑らかで、自然な照明の中で撮影されています。

最も乾燥が厳しい冬。暖房による室内乾燥と冷たい外気の両方が肌の水分を奪います。集中保湿とバリアケアを徹底して、つややかな肌を保ちましょう。

1.集中保湿マスク&クリーム

シートマスクやクリームマスクで週に数回の集中ケアを。ヒアルロン酸やコラーゲン、プロテオグリカンなど保湿成分をじっくり浸透させ、角層の厚みを整えます。

夜のスキンケアは油分をしっかり含むナイトクリームでフタをし、就寝中の乾燥を防止。

アイクリームで目元の小じわ対策も忘れずに。

2.入浴後すぐの保湿

お風呂上がりは肌の水分が急激に蒸発しやすく、数分以内の保湿が理想的です。ローションパックやバームを使って、潤いを逃さないようにしましょう。

入浴中の長湯や熱い湯は避け、ぬるめのお湯で角質を柔らかくする程度に留めると乾燥を軽減できます。

ボディの乾燥が気になる場合は、手浴やフットバスと併せて全身ケアを。

3.角質ケアは控えめに

乾燥が進む季節は角質が硬くなりやすいものの、強いピーリングは刺激が大きく逆効果になることも。週に1回程度、優しい酵素タイプを取り入れ、肌のバリア力を守りましょう。

バリア機能が整ったら、再び高保湿クリームで日常的に角層をサポート。

リビュートでは頭皮や髪と合わせてお肌のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

30代からの肌は季節ごとに受けるダメージや水分バランスが大きく変化します。春の花粉対策、夏の紫外線&皮脂コントロール、秋のダメージリセット、冬の集中保湿――それぞれのポイントを押さえたスキンケアで、年齢を重ねても輝く素肌をキープしましょう。

季節変化を楽しみながら、自分に合ったアイテムや使い方を探してみてくださいね。

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